きょうやのそば

越前の地産地消を味わい、
そして
楽しむ。


   
  

地産地消の蕎麦

   


    

石うす挽き手うちそば処きょうやでは
福井県の丸岡町で収穫された蕎麦を使用しております。

殻がついたままの玄蕎麦で仕入れ自家製粉し、毎日石臼で挽いた蕎麦粉に季節に応じて少量の割粉(つなぎ)を加えて手打ちし提供しております。

丸岡産の玄蕎麦は蕎麦の実が他と比べ小粒ですが、実がつまっており香りが高いのが特徴です。さらに生産者の意識が高いため品質管理が徹底されており、風味の良い蕎麦が穫れます。

蕎麦は皮を剥いた瞬間から劣化が始まるため、自家製粉で必要な分だけ挽けば劣化を遅らせる事ができます。
きょうやでは蕎麦本来の香りや甘味をお楽しみいただけます。


こだわりのだし

   





北海道礼文島、香深浜産の利尻昆布と枕崎産の数種類のかつお節をブレンドし、だしをとっております。




越前焼

   





越前焼は、 丹波立杭焼や瀬戸焼、常滑焼、信楽焼、備前焼と並び、日本六古窯の1つとされております。

約850年前の平安時代末期から続いており、釉薬を使わずに焼く焼締めや、 灰釉を中心とした素朴な焼き上りが特徴です。

当店では幾つかの窯元に作陶をお願いし、ほとんどの器に越前焼を使用しております

  



河和田漆器

   




福井県の河和田地区で作られている越前漆器(河和田漆器)は、現在では業務用漆器の80%以上のシェアを占めております。

その歴史は古く、約1500年前の古墳時代の末期にまで遡ります。まだ皇子であった継体天皇が越前国の河和田に来られた際に壊れた冠の修理を、現在の鯖江市片山町である片山集落に命じられました。塗師は冠を漆で修理するとともに黒塗りの椀を献上したところ、皇子はその出来栄えに感動し、片山集落での漆器作りを推奨されました。これが越前漆器の始まりとされております。
また、越前には古くから漆の木から漆液を採取する漆かきの職人が多くおりました。徳川幕府から日光東照宮を建立する際に大量の漆液の採取を命じられたようです。こうした漆かきの存在も越前漆器の産地としての形成に大きな役割を果たしていると思われます。

  

   

越前和紙

    



越前和紙の始まりは継体天皇が越前(旧今立地区)に潜龍されておられた頃の1500年程前に越前市岡太(おかもと)地区を流れる川の上流に現れた女神が、村人に紙漉きの技術を教えたことが始まりとされております。
この女神は川上御前として崇められ、岡太神社の祭神として祀られております。

越前和紙は日本で最初の藩札とされている福井藩札に使われるなど、歴史が長いだけでなく歴史的に見ても重要な存在です。

福井では卒業証書に自分で漉いた和紙を使用する学校もあります。

当店では照明に使用しております。また、柿渋を塗った和紙をレジ後ろに装飾として、漆塗りを施したものをメニュー表に使用しております。

越前和紙を通して照らされる暖かい光の照明や、手触りの良いお品書きをお楽しみください。



福井県は全国的にも珍しく伝統工芸が多く残る地域です。
越前漆器、 越前和紙、 越前焼、 若狭塗、 越前箪笥、若狭めのう細工、 越前打刃物といった7つもの伝統工芸が集まっております。
当店では地元のお客様は元より、県外からいらっしゃるお客様にも福井の良いところを少しでも知っていただこうと福井の伝統工芸である越前焼や越前漆器(河和田漆器)、越前和紙を使用しております。




石うす挽き手うちそば処きょうや